一般的に用いられている中絶手術の手法

手術法の種類

掻爬法による中絶

外科手術で使用される鉗子で子宮内の内容物を掻き出すという方法です。女医であれば手術の方法に関する質問をしやすいでしょう。掻爬法は多くの産婦人科で行なわれている中絶手術であるため、最もスタンダードな手法だと言えます。

吸引法による中絶

胎児が小さい場合は吸引法が用いられることもあります。特殊な吸引器で子宮内の内容物を吸引するのですが、時には内容物が残留してしまうこともあるため、その場合は掻爬法と並行して行なわれることがほとんどです。出血が少ないというメリットもあります。

分娩による中絶

胎児が大きい場合、または妊娠中期頃になっている場合など、上記の中絶手術が行なえないことがあります。そこで用いられる方法が人工的に陣痛を発生させ、通常の出産と同じような分娩スタイルを選択するというものです。母体にかかる負担も大きくなります。

流産の場合も同様の手術が必要

胎児の心音が確認出来ないなど、医師から流産の診断を受けた際には中絶手術と同様の方法が用いられます。陣痛がくるのを待って自然分娩を進める産婦人科は多いでしょう。しかし母体への負担が大きいと判断された場合に限り、外科的な手術が行なわれます。

【術前・術後の禁止事項BEST】

no.1

妊娠週数の詐称

妊娠22週以降は中絶手術を行なうことが法律で禁止されています。妊娠週数を偽って手術を受けようとすることは絶対NG。ほとんどの医師は診察結果によって手術の可否を判断しますが、もしも手術が行なわれた場合は罰せられます。

no.2

飲酒や喫煙

手術の前後には飲酒と喫煙が禁止されます。血圧に影響する要素として懸念されているため、執刀する医師の指示に従うことが大切です。場合によっては手術が延期されたり、術後に体調を崩したりするきっかけになってしまうでしょう。

no.3

激しい運動

中絶手術の後には子宮からの出血が見られることがあるでしょう。運動することで血圧が上がると出血量が多くなる危険性があります。1週間程度は出来るだけ外出を控えて安静に過ごし、学校や仕事なども休むことが理想的です。

no.4

避妊なしの性行為

中絶手術後1~2週間は性行為を禁止されることがあります。コンドームを使用せずに性行為に及ぶと感染症のリスクが高まるものです。特に術後の膣内はとても繊細な状態になっているため、体調面を考慮する必要があります。

no.5

体調不良の放置

妊娠するとホルモンのバランスに変化が生じます。中絶手術の後にはつわりのような症状、または子宮からの出血などがしばらく続くかもしれません。術後は精神的にも不安定な状態なので、医師に診てもらうようにしましょう。